以前「ギャラリーの言い分」に、作家略歴の書き方を載せたが、一つ書き忘れていたことがあるので、追加でここに書いておきたい。どうでもいいといえばどうでもいいのであるが、年を取るとしつこくなるので、細かいところまで指摘したくなるのである。許せ。
美術家の略歴は、生年、出生地、最終学歴などを書いた後に、個展やグループ展を書いていく。個展とグループ展は分けて書いた方が見やすい。何年にどこどこで個展、つぎにここで個展、という具合に古い順から並べていくのであるが、最近、若い作家で、新しい方から先に書いていくというのが流行っているようだ。かっこいいと思っているのかもしれない。
それはちょっと違う。勘違いしている。こういうことなのだ。