昨日は一日忙しかった。
3月19日(火)
横浜のアトリエ・Kへ。いつものように総武線のグリーン車に乗る。
お茶を飲んでおやつを食べながら、倉橋由美子を読む。
「今日、文学-とくに小説のことだけを考えますが-には三つのタイプがありましょう。その第一は《世界》を拒絶する小説であり、第二は《小説》を拒絶する小説、そしていまひとつは《世界》と《小説》の両方をともに拒絶しない小説です。この最後のものを、わたしは《通俗小説》と名づけることにしております。」
気持ちいいくらい辛口なのである。
昨日は一日忙しかった。
3月19日(火)
横浜のアトリエ・Kへ。いつものように総武線のグリーン車に乗る。
お茶を飲んでおやつを食べながら、倉橋由美子を読む。
「今日、文学-とくに小説のことだけを考えますが-には三つのタイプがありましょう。その第一は《世界》を拒絶する小説であり、第二は《小説》を拒絶する小説、そしていまひとつは《世界》と《小説》の両方をともに拒絶しない小説です。この最後のものを、わたしは《通俗小説》と名づけることにしております。」
気持ちいいくらい辛口なのである。