1月9日(火)
評論家の平井亮一氏が来廊。
「吉岡君、自由が丘読んだよ」
平井さんは92か93のはずである。元気に階段を昇ってくる。
「僕もね、昔、芸大受験したんだよ」
「え、そうなんですか。芸術学科?」
「いや、油だよ」
「ええーっ!!」
「先生にそそのかされてね、君なら芸大行けるよって」
はあ~、平井さん油絵描いてたんだ…
「で、もちろん落ちた。落ちたから早稲田の文学部に行ったんだよ」
昭和25、6年ごろだそうである。
1月9日(火)
評論家の平井亮一氏が来廊。
「吉岡君、自由が丘読んだよ」
平井さんは92か93のはずである。元気に階段を昇ってくる。
「僕もね、昔、芸大受験したんだよ」
「え、そうなんですか。芸術学科?」
「いや、油だよ」
「ええーっ!!」
「先生にそそのかされてね、君なら芸大行けるよって」
はあ~、平井さん油絵描いてたんだ…
「で、もちろん落ちた。落ちたから早稲田の文学部に行ったんだよ」
昭和25、6年ごろだそうである。