昨日は古藤典子作品の展示だったが、おおーっと!というくらいの圧倒的な鉛筆の筆圧と数。ため息が出る。とにかく見に来てくださいという展示です。絵画とモノの中間に存在する微妙な画面である。 タイトルが不思議である。「図書館でみる夢 第六章」とか「...
上條陽子から郵便で展覧会のお知らせが届く。 「体調だいぶよくなりました。そろそろ階段も昇れると思いますので、またギャラリーに伺えると思います。」 とあった。展覧会はガザの子どもたちの絵を紹介。 続きを読む
土曜日はZANEくんの搬入にお父さんがお手伝いに来る。点数が多かったが、すんなり決まった。紙に墨で描いたドローイングが多いのだが、テキスタイル出身ということもあって、泥染や煤染もある。伝統的な素材を使っているが、モチーフはポップな形象が多い...
来週の展覧会はZANE展。誰それ?と思われるはずである。 廣實優(ひろざねまさる)君である。みんなに「ざね君」と呼ばれているので作家名をZANEとした。しかもそれを「ゼイン」と読ませるのであった。 1993年 東京生まれ。武蔵野美術大学(テ...
11月25日(土) ナガクボ氏の搬出があっという間に終わったので、石倉さんの展示もすいすい進んだ。わたしと二人で2時間。ちょっと疲れたな。 こんなことを言っては何だが、石倉さんの作品は少しずつ「大人」になってきている。ちょっとずつ空間に深み...
疲れた時、気分のすっきりしない時、口の中がなにか物足りない時、そういう時はくだものが効くと以前書いたが、他にもいろいろある。風呂上がりのビールとか、仁丹とか、酸っぱいレモン系の飲み物とかである。なかでもガリガリ君(ソーダ味)が即効性があって...
11月21日(火) 少し早めに家を出て、まっすぐ東京へ。丸善の文庫本コーナーをまわる。セリーヌを探したらすぐに見つかった。嬉しい。 若桑先生のマニエリスムの本も買う。難しそうで遠慮していたが、ジャック・デリダよりは簡単なはずである。ナボコフ...
一昨日はナガクボケンジ作品の搬入。お手伝いに赤川君と、水谷君。二人ともナガクボ氏の後輩にあたる。赤川君はナガクボ氏と同様小学校の教員をやっていたが二人とも早期退職。水谷君は勤め上げて校長だった。もと校長に作業を手伝わせることになるが、わたし...
お手元に来週の展覧会DM「ナガクボケンジ」をお持ちの方はもう一度ごらんください。黄色い鼻が3つとグレーの鼻が逆さまに3つ見える。 これって何?だよね。 少し説明が要るかもしれない。ナガクボはその昔、「舌」を作ったこともあった。粘土で作ったも...
今日から甲斐千香子展。 「転生図鑑」というタイトルで、不要になったものを集めて花のように構成している。毎回よくテーマを変えてくるなあと感心する。テーマを変えていくのは才能が要るのだ。才能のない作家は同じ作品を作り続ける。 「古代コスメ墓地」...