ブログ続きを読む美術の受け手ゴンブリッチの言葉は、勇気を与えてくれる。美術に対する理解と愛情が溢れているからだ。『美術の物語』第27章「実験的な美術 20世紀前半」の最後の部分を、ちょっと長いのだけれど、せっかくなので書き写してみることにする。美術の「受け手」に対して...2025年10月16日
ブログ続きを読むゴッホについての偏見ゴッホは生前は絵も売れなかったし、批評家も評価しなかった。当時の人たちは「見る目」がなかったのだ。批評家もたいしたことはないのだ、というふうに思っていた。しかし、そもそも批評家たちはゴッホに会ったこともなかったのだ。これって、勝手な思い込み...2025年10月14日
ブログ続きを読むキュビスムの限界「米沢」というテキストを書き終える。乞食の子にジュースを貰った話、トコロテンを箸一本で食べる風習、ラーメン屋の娘がコンタクト入れたら不良と呼ばれたことを書いた。今から65年前のことである。 続きを読む2025年10月11日
ブログ続きを読むリュベンスの弟子たち古藤典子展が終了して、ちょっと一休み。来場者が多く、350人。小品も全部売れた。用意したカタログもどんどんさばけた。ギャラリーにまだ置いてありますので、欲しい方は声をかけてください。 涼しくなってきたせいか、体調がよくない。一日中眠くてだる...2025年10月8日
ブログ続きを読む赤川浩之展水曜から今日で古藤さんの個展終了。たくさんあったカタログもかなり減って来た。アメリカ人、ドイツ人のお客さんがきたので、テキストの英訳があってとてもよかった。英訳つけるの大変だけど、あるといいねえ。 続きを読む2025年10月4日
ブログ続きを読む土曜日の午後9月27日(土) 昼過ぎに倉重光則が来る。峯岸千絵さんとビールを飲む。その後、ウイスキーも飲み始める。これは平塚良一さんからいただいたもの。しばらくして浜田浄も来たので、バルコニーで談笑。知多秀夫も加わる。美術談義は終わらず、結局ギャラリー...2025年9月29日
ブログ続きを読む展覧会9月25日(木) 古藤さんのカタログはどんどん減っていく。評判もいい。作品写真を撮った桜井ただひさ氏が来廊。先日今回の古藤作品も撮ったのだが、会場風景用のレンズを忘れたというので、今日また来てくれたのだった。平井亮一さんも来廊。カタログに評...2025年9月26日
ブログ続きを読む速水御舟の悪口『美術の物語』は、ルネサンスの手前まで進んだ。ここでちょっと一休み。ここまででなるほどと思ったのは、エジプト美術は知っていることを描く、ギリシャ美術は見たままを描く、中世の美術は感じたことを描く、と大胆にまとめていることだ。感じたことを描く...2025年9月24日
ブログ続きを読む古藤典子作品集来週は古藤典子展。水曜スタートです。 9月24日(水)- 10月4日(土) カタログを作りました。96ページの立派な作品集です。 テキスト:石村実・平井亮一 翻訳:野地恵子・南平妙子 写真:森岡純・桜井ただひさ 編集:言水へリオ 個展で配り...2025年9月20日